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    カテゴリ: 映画


    すずめの戸締まり』(すずめのとじまり、英: Suzume)は2022年(令和4年)に公開された日本アニメーション映画。脚本・監督は新海誠。日本各地廃墟に点在する災い出口“扉”を閉じていく少女解放と成長を描くロードムービー。 縦横比は前作『天気子』まではビスタサイズ16:9だが、本作はスコープサイズである。…
    97キロバイト (9,761 語) - 2023年1月29日 (日) 06:26







    ■映画を見る前にまずはネタバレを読む!?

    この映画は、ファンタジックな世界観があり、込められたメッセージが分からないまま映画を観終わってしまう可能性があります。

    物語には作者の真意が込められているもの。行間を読むことで物語の真のテーマが見えてくるものです。

    映像を追うだけでは、理解しづらい箇所がいくつも存在しますので、事前に映画のメッセージを知ることで、10倍楽しく観ることができると思います。

    前知識なしで観るのははっきり言っておススメしません。

    ■なぜ大ヒット?
    『すずめの戸締まり』は公開してから7日間で興行収入27億円の大ヒットをしました。

    映画を鑑賞した人からは、感動の声が多く聞こえるのですが、それと同じくらいに意味が分からない、現実的な出来事に近しい映像が怖かったという声もあがっています。

    特にファンタジーの要素が強くでて意味が分からないからと何度も繰り返し鑑賞する方も増えているようです。

    では、なぜ大ヒットしたのか?
    おそらくは『君の名は』や『天気の子』の新海誠監督の最新作ということが大きな要因ではないかと推測できます。

    このネームバリューが影響し、世界中のファンが注目する作品となっていると思われます。

    ■世間からの批判があった!?
    ファンタジックな世界観に、いまいち馴染めなかった人も多くいたことで、一定数の批判的な意見があるようです。

    ・家出やスナックでのアルバイトなど、教育上良くなさそうな行動がある
    ・すずめがいくらなんでも無謀すぎる。
    ・草太に執着する理由がわからない。
    ・緊急地震速報や地響きがかなり怖かった。
    ・津波後や震災後の火災まで、良い意味でも悪い意味でも東日本大震災がリアルに再現されすぎている
    etc...

    映画の感想は賛否両論ですが、内容を理解できている方面からは、新海誠監督の集大成にして最高傑作という意見も多くあります。

    評価として、意見が真っ二つにわかれる映画ですが、こういった批判はある程度予想できたはずです。

    実は、そこにこの映画を公開した、作者のメッセージが込められていたのです。

    ■非現実的なストーリーだが…
    この映画『すずめの戸締り』は、非現実的なストーリーなのですが、
    まずは全体像を把握することが重要だと思います。

    主人公は、17歳の少女・鈴芽(すずめ)。
    旅の青年・草太との出会いから物語が始まる。
    彼に出会ったことでいろいろな事件に巻き込まれるのだが、ここには作者のメッセージが込められている。

    草太の正体は、「閉じ師」といわれる、全国の扉を探している不思議な青年。扉を見つけては、扉にカギをかけていくのだが、そこに突然、謎の猫「ダイジン」が出現する。

    「すずめ すき」「おまえは じゃま」ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、草太はなんと、椅子に姿を変えられてしまうのだ…。

    その椅子は、脚が一本欠けたもので、すずめが幼少期に使用していた椅子だった。すずめは椅子になった草太を追いかけることに…。

    やがて、日本各地で次々に扉が開き始める。
    すずめは、不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を旅する。

    旅先での出会いに助けられながら辿りついたその場所ですずめを待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった…

    ■ダイジンについて。正体や元ネタは??
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    ダイジンは謎の猫の名前です。この猫は、ストーリーの中で重要な役目がありました。


    猫の役目は要石。要石とは、石を置くことで地震が起きるのを守る存在です。簡単に言うと人柱にあたり、自分を犠牲にして人を守る役目になります。例えば、銀河鉄道999で人間がネジの役目になるということとほど同じ意味になると思います。ダイジンは一見、敵に見えますが、そうではなく、まさに自分の鏡のような存在だと言えます。

    尚、要石という石は日本神話に出てくる魔よけの石と似ているのですが、現実世界にもどこかの神社にこの石が存在すると言われて言います。

    ■なぜ猫?なのか
    ダイジンはなぜ猫なのか?この映画では単に監督が猫好きだということが知られています。
    映画「魔女の宅急便」に影響を受けたとのことで、役割は違えど同じ猫が送り込まれています。

    しかし、元ネタがあるわけではなく、いろんな情報から作られたオリジナルキャラではないかと言われています。

    また、新海監督自身、日本大学文学部国文学専攻とのことで、日本神話や陰陽道、神道などが話の中に出現しているようです。

    実は、これ自体有名な話ですが、そのせいか、神話になじみがない現代人は、背景にその知識がないため、頭が混乱し、理解するまで時間がかかる方も少なくありません。

    ■環さんの問題発言について
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    環さんはすずめに対して問題発言ととれる発言をしてしまう場面があります。
    実は、ここに作者の重要なメッセージが込められていると推測できます。

    まず、どんな発言だったかと言いますと、
    場面はパーキングエリアでした。

    環がスズメに対して
    あんたのせいで婚活もうまくいかなかったし
    お姉ちゃんのお金があっても割に合わん
    私の人生を返してよ、
    と言ってしまったのです。

    いつもはこんな言い方をする人ではなかったのですが、イライラしていたのでしょうか、とうとう本音が出てしまいました。

    今回は、こういった形で言葉を発することになったのですが、この言葉が本音だったとされています。

    これは、環の「考え方」に問題がありました。
    こう考えていること自体が幸せになれない原因でした。


    どう考えるかで人生は変わるため、どんな境遇でも諦めないということ。

    教訓めいたことですが、これが作者のひとつのメッセージのような気がしています。

    環というキャラを利用して、このメッセージを届けたかったに違いありません。

    実は映画の中で、これを裏付ける出来事が起きます。
    すずめが4歳の自分に会う場面があるのですが、そこに注目してください。

    この映画はいくつかの伏線を張っていますので、時間軸を見誤らないように注意しましょう。

    ■真のテーマについて
    この映画には地震に対しての考え方が示されているような気がしています。そして、現実に起きた大震災にどのように向き合うかということが描かれている物語です。

    新海誠監督は、『君の名は』『天気の子』である大地震の題材があることが分かっています。それは、東日本大震災、3.11です。

    何十年も前からこの地震は予想できていたようですが、どんな事前対策ができていたのでしょうか?

    万全な対策は出来ていなかったように思えます。

    新海誠監督は、この現実に警笛を鳴らしてる!?

    監督は、「新海誠本」で監督の考え方や物語の設定を説明しており、要石の設定も読み取れました。今回、この映画で伝えたかったことは、これから起こりうる地震を心配しているのではないでしょうか。

    つまり、皆さんが知っているように、2つの大きな地震が予測されています。

    それは、宮崎南海トラフ巨大地震と東京都市直下型地震ではないでしょうか?

    東日本大震災と同じような事態を少しでも避けたいというメッセージがこの映画に込められた真のメッセージとするのが濃厚です。

    そして、対策するのは政府ではなく、自分自身だということ!

    要石が常世に行ってしまったように災害を未然に防ぐことはできません。いつ発生しても大丈夫なように事前に備えをしておくことが大切な心構えでもあります。


    最後に映画を作った驚愕の理由について監督のメッセージを紹介して終わりにしたいと思います。

    「観客の中にも、この映画を観ても震災を連想しない方が1/3から半分くらいはいるんじゃないでしょうか。だからこそ、今のうちにこの映画を作らなければいけないという思いはありました。」

    「いつまでも今のままの自分でいたいと思っている人って、多くはない気がします。自分はこう変わりたい、こういう人生を送りたいという気持ちを、皆切実に抱えていると思うんです。それらを叶えてくれるものは、他者との出会い以外にありえないのではないでしょうか。自分1人で内発的に人生を変えていくことは難しいと思います」




    3 見ろ!名無しがゴミのようだ! :2023/01/11(水) 08:42:31.66
    観てきたけど、いつもの新海色を控えめにして、いわゆるジブリ的な、メジャーなアニメの美術に今回振ってたな。
    今回は前作よりも余裕が出来てきたというか、少しアクセルを踏み込んでみようかな、みたいな、そんな印象を受けた

    【【ネタバレ】映画『すずめの戸締まり』がにちゃん 2ちゃんねるの評価がwww】の続きを読む


    SLAM DUNK > THE FIRST SLAM DUNKTHE FIRST SLAM DUNK』(ザ・ファーストスラムダンク)は、2022年12月3日に公開されたアニメーション映画。 原作『SLAM DUNK』の最終回を迎えてから実に26年半を経ての映画公開であり、原作者の井上雄彦が監督…
    24キロバイト (2,280 語) - 2023年1月28日 (土) 03:31







    なにかと話題満載の映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開されました。


    原作は、1990年代に集英社「週刊少年ジャンプ」で一世風靡した漫画家井上雄彦さんで、1億2000万部を売り上げたあの『スラムダンク』です。今回の監督・脚本も井上雄彦さんが手がけています。

    原作が終了し、すでに20周年を迎えているのですが、バスケファンからは『スラムダンク』を見てバスケを始めたという生徒が多く、根強いファンが多いことでも有名です。

    そんな人気漫画作品ですが、今の若い世代にも影響するようなとんでもない内容が公開されています。

    ■観る前に押さえておきたい映画のポイント
    映画「THE FIRST SLAM DUNK」にはいくつかのポイントがあります。

    まず、1996年まで放送されたアニメ版は原作を描き切ることなく最終回を迎えたこと。

    本来は原作を読むとネタバレがわかるのですが、今回は原作には書かれていません。また、事前情報が公開されず、分かっていたのは、スタッフやキャストのみでした。

    あらすじ等はほとんど明かされない状態で映画が公開されました。まさに、公開前は、謎だらけだったということになります。

    そんな中、バスケットボールファンが待ちに待った映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開されました。

    ■ファンの予想は当たったが…
    ファンの予想では、どんな場面、つまりどの試合がピックアップされるのかと話題になりました。

    場合によっては、完全オリジナルストーリーになるのではないかという声も上がりましたが、ファンの間では、このことについて否定派が多く、山王戦を描いたものになるのではないかと予想されていました。

    そして、主人公は、桜木花道ではない!といったことも予想していたようです。

    そんな予想の中、どんな結論になったかといいますと、ファンの予想は概ね的中したと言えます。

    しかし、まさかの展開に度肝を抜かれてしまいました。
    その驚きの展開は、ポイント2点です。

    まず、試合が山王戦だったことはある意味予想が当たったのですが、未だアニメ版はなく、これまで観ることができなかったためにファンからは悲鳴が上がっており、ある意味「因縁の山王戦」となりました。20年以上経った今でもその熱は冷めていなかったようです。とても感慨深いという点がまず1点目。

    そして2点目は、漫画『SLAM DUNK』本編では描かれなかったリョータの過去、湘北高校バスケ部員たちの過去が描かれた作品だということ。描かれていなかったという点で「新ストーリー」となり、リョータの過去をさらにクローズアップさせた展開が希少性にあたるということになります。

    このプラスαの展開には、『SLAM DUNK』ファンから驚きの声が多く挙がっているようです。

    ■井上雄彦の新たな視点
    今回の映画「THE FIRST SLAM DUNK」には井上雄彦監督の独特の仕掛けがあります。

    まず、対戦相手がこれまで映像化に至らなかった山王工業ということ。

    湘北高等学校は、優勝常連校の王者・山王工業高校と、インターハイ第2回戦で劇的な試合を繰り広げるのですが、このエピソードはアニメ化されずに終わってしまいました。

    つまり、待ち続けてきた場面がついに映像化されたということです。これにはもちろん衝撃を受けた方も多いようでしたが、感動というひと言では言い表せない場面でもあったようです。

    ちなみにこのシーンの演出は鳥肌もので、多くのファンんが涙した場面でもあります。一見の価値アリです!

    次に、原作漫画やアニメ版とも違う点についてです。
    大きく違うのは一人のプレーヤーを深堀りしている点です。今回、宮城リョータの視点でストーリーが展開されていきますので、主人公は宮城リョータになります。

    ところで、なぜ宮城リョータなのでしょうか?

    ■なぜ宮城リョータ?
    映画「THE FIRST SLAM DUNK」の主人公は宮城リョータです。リョータを描くことに決めた理由を井上監督はこう述べています。

    ・新しい視点でやりたかった
    ・宮城リョータは連載中に、もっと描きたいキャラクターだった


    とのことです。監督の思入れの人物ということですね。漫画やアニメでは描けなかった宮城リョータの過去と現在を中心に描かれる、湘北対山王工業戦をしよう、ということになったそうです。

    ■衝撃のストーリー
    映画「THE FIRST SLAM DUNK」は、宮城リョータのストーリーになりますが、これはこれで悲しい物語になっています。

    注目の題材は「兄の死」。
    兄が友達と遊んだ海から帰宅しなかったというストーリーです。人間の死を扱うのは、観ていて悲しくなりますね…。

    兄を通じて家族それぞれに確執があり、長い間囚われ続けるトラウマを持ったまま生活を送っていくことになります。

    兄ソータは将来を有望視されたバスケット選手でした。
    リョータは兄と比較されることも多く、母に対しても申し訳ないという気持ちがあったようです。

    この映画は親子の繊細な心的描写も描かれており、最後に涙しなかったお客はいないのではないかという程の結末が待っています。

    ■感動の結末とは?
    リョータは全国大会前に母へ一通の手紙を書いていました。内容は、「ソータを思い出すバスケを、辞めさせず続けさせてくれてありがとう。明日ソータの夢見た場所に俺が立ちます」と。

    実は、この試合ですが、母は観に来ていました。リョータの見えない場所でこっそりと応援していました。

    全国大会が終わり、リョータが帰宅した場面で、母は声をかけました。

    みなさん想像してください。
    この言葉をかけられて、どんな感情になるでしょうか?

    「おかえり」





    6 名無しさん@恐縮です :2023/01/28(土) 20:56:10.31
    たしかに良くできた映画
    初めて同じ映画3回観た

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